金曜日, 1月 10, 2025
ホーム調査レポート【1月18日は いい部屋の日】80%がワークライフバランス充実のために住環境の整備が重要と回答。都市圏の単身者が賃貸物件に求める「快適な居住空間」とは

【1月18日は いい部屋の日】80%がワークライフバランス充実のために住環境の整備が重要と回答。都市圏の単身者が賃貸物件に求める「快適な居住空間」とは

ANAファシリティーズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:丹治康夫/以下、「ANAファシリティーズ」)は、「いい部屋とは何か」を考えるきっかけとすることを目的に制定された、1月18日「いい部屋の日」を前に、都市圏に住む20~50代の単身者1,000名を対象に「都市圏の単身者が賃貸物件に求める条件に関する調査」を実施しました。

労働基準法の改正により、2023年4月から中小企業でも月60時間を超える時間外労働の割増賃金率引き上げが適用され、働き方改革が推進されています。また、新型コロナウイルス感染症の位置付けが5類感染症に移行してから、都市圏への人口集中やオフィスへの出社回帰が加速しています。このような社会的背景から個人の「ワークライフバランス」のあり方が変化しています。

生活の拠点となる住まいは、ワークライフバランスやそのクオリティの向上に大きな影響を与えます。そこで今回、都市圏※に住む単身者を対象に、ワークライフバランスの実態や賃貸物件に求める条件について調査をしました。調査の結果、人々が求める「快適な居住空間」が明らかになりました。

※今回の調査では、東京都、神奈川県、大阪府、千葉県、埼玉県、京都府、兵庫県、福岡県、愛知県、宮城県を都市圏と定義しています

<調査サマリー>

・都市圏に住む単身者の約80%が、ワークライフバランスや生活の質の向上において、住環境の整備が重要と回答

・休日を家で過ごすことが多い人は約64%

・家賃が高くても欲しい自室の専有部分に求める物件の条件は、1位「ゆとりのある部屋の広さ」2位「家具の配置がしやすい居室の形」3位「ウォークインクローゼット」

・約35%が現在住んでいる賃貸物件の「部屋設備のグレードアップ」を希望

■都市圏に住む単身者の約80%が、ワークライフバランスや生活の質の向上において、住環境の整備が重要と回答

都市圏の賃貸物件に住む単身者に対し、ワークライフバランスと住環境の関係性について尋ねたところ、約80%が生活の質を向上させるために住環境の整備の必要性を感じていることがわかりました。

■約96%が都市圏に住み続ける意向、都市圏外への移住希望者はわずか約3%

新型コロナウイルス感染症の位置づけが5類感染症に移行した2023年5月以降に、引越しの実施または検討の状況を尋ねたところ、約96%が都市圏に住む意向があることがわかりました。対して、都市圏外への移住を検討している人はわずか約3%。都市圏への人口集中を裏付ける結果となりました。

また、引越しの実施・検討のきっかけを尋ねたところ、最も多くの回答が集まったのは「通勤・出張のアクセス改善」で、次いで「住居の広さや快適さの改善」「転職・異動」という結果となりました。交通の便と自室の快適さを求めて引越す人が多いことがわかりました。

■完全出社で勤務している人は約70%

現在のワークスタイルについて、出社とリモートワークの比率を尋ねたところ完全出社と回答した人が約70%でした。

一方、リモートワークを実施している人の割合は約30%にとどまりました。総務省「令和3年版 情報通信白書」(2021年度)によると、企業のリモートワーク実施率はピーク時に56.4%に達しており、調査結果と比較するとリモートワーク実施率は低下していることがわかります。このことから、オフィスへの出社回帰の傾向を裏付ける結果となりました。

■休日を家で過ごすことが多い人は約64%

対して休日は、約64%が家で過ごす傾向にありました。家でくつろぐ時間が長いことが、住環境の整備に対する意識の高さにつながっていると推察されます。

■家賃の目安は年収に応じて上昇する傾向が明確に

引越しを検討する際の家賃の目安を調査した結果、年収に応じて家賃が上昇する傾向が明らかになりました。全体では、「5万円以上〜15万円未満」が主な価格帯である一方、年収が増加するにつれて「15万円以上」の価格帯を選ぶ人が増えています。

住まいに求められる条件は収入やライフスタイルによって異なりますが、特に高収入層は、ゆとりのある空間や充実した設備に加え、快適さを追求した居住空間を重要視する傾向があると考えられます。

■賃貸物件の必須条件は、1位「間取りの広さ」2位「駅徒歩分の短さ」3位「バス・トイレ別」

賃貸物件に求める必須条件を尋ねたところ、1位が「間取りの広さ」、2位が「駅徒歩分の短さ」、3位が「バス・トイレ別」という結果となりました。

■家賃が高くても欲しい自室の専有部分に求める条件は、1位「ゆとりのある部屋の広さ」2位「家具の配置がしやすい居室の形」3位「ウォークインクローゼット」

自室の占有部分について、家賃が高くても欲しいと考える条件を尋ねたところ、1位が「ゆとりのある部屋の広さ」、2位が「家具の配置がしやすい居室の形」、3位が「ウォークインクローゼット」という結果となりました。

間取りや収納に関する条件が上位であることから、居室の広さや形状が快適な住環境に大きな影響を与えていると考えます。

■家賃が高くても欲しい共用部分に求める条件は、1位「衛生的なゴミ置き場」2位「オートロックドア」3位が「多機能宅配BOX」

エントランス等の共用部分について、家賃が高くても欲しいと考える条件を尋ねたところ、1位が「衛生的なゴミ置き場」、2位が「オートロックドア」、3位が「多機能宅配BOX」という結果となりました。

共用部分に対しては、利便性だけでなく、衛生面やセキュリティへの意識が強い傾向にあると考えられます。

■約35%が現在住んでいる賃貸物件の「部屋設備のグレードアップ」を希望

現在住んでいる賃貸物件の設備や居住後のサービスについて、改善して欲しい点があるか尋ねたところ、約35%の人が「部屋設備をグレードアップして欲しい」と回答しました。人々が自室の快適さや利便性の高い住環境を求めていることを反映しています。

■ 自室部分の設備には「利便性」、共用部分には「セキュリティ・衛生面」を求める傾向

賃貸物件の設備に対するニーズを深掘りするべく、家賃が高くても設備を求めている人を対象に、各設備の具体的な活用イメージを尋ねました。

自室部分の各設備については、居住空間を広く使うための収納力や、生活の質を高める効果を期待する声がありました。また、共有部分の各設備については、セキュリティレベルの向上と、一人暮らしならではの不便さをカバーする機能を求める声がありました。

また、先進的な住宅設備として注目されるスマートホーム設備に対するイメージについても尋ねたところ、利便性の向上に期待を寄せる声がありました。

【調査概要】

調査名称:都市圏の単身者が賃貸物件に求める条件に関する調査

調査手法:インターネットリサーチ

調査対象:東京都、神奈川県、大阪府、千葉県、埼玉県、京都府、兵庫県、福岡県、愛知県、宮城県の賃貸物件に住む単身者、20~50代の男女

回答者数:スクリーニング調査 1,000名

     本調査 346名

調査主体:ANAファシリティーズ株式会社

調査期間:スクリーニング調査 2024年11月5日

     本調査 2024年11月27日〜2024年12月10日

■快適な居住空間には、広さや間取りだけでなく「利便性」と「安心感」が求められる

今回の調査により、約80%の人がワークライフバランスや生活の質の向上のために住環境の設備が重要と感じていることがわかりました。都市圏に住む単身者の半数以上が休日を家で過ごすことが多く、出社回帰が進む中でもハイブリッドワークが一定数定着していることが明らかになりました。自室で過ごす時間の比重が大きいことが推察され、これが住環境への関心の高さにもつながっていると考えられます。

住環境に求める条件については、自室の専有部分に対する条件のうち、間取りや収納に関する条件が上位であることから、居室の広さや形状が快適な住環境に大きな影響を与えていると推察されます。

加えて、現在住んでいる賃貸物件に対しては、3人に1人以上が部屋設備のグレードアップを希望しており、「快適な居住空間」には、広さや間取りだけではなく、利便性や安心につながる設備が必要であると考えられます。

ANAファシリティーズは、充実した設備による利便性と安心のセキュリティを兼ね備えた、単身者向け賃貸マンションブランド「BlancCiel(ブランシエル)」を展開しています。これからも、都市圏に住む単身者に快適な居住空間を提供してまいります。

■都市圏の単身者に快適な居住空間を提供する、賃貸マンションブランド「BlancCiel」

「BlancCiel」は、充実した設備、洗練されたデザインを意識した、単身者向け賃貸マンションブランドです。ワークライフバランスや生活の質を重視するアクティブなビジネスパーソンにご好評いただいております。2024年11月現在、東京に3棟、福岡に2棟の賃貸マンションを展開しています。

「BlancCiel」の特長は、高機能・高品質な設備と利便性の高い立地、そしてANAグループらしいサービスやデザインです。居室はゆとりのある間取りで、オートロックドアや多機能宅配BOXなどの設備を備え、首都圏での安心・安全な暮らしを提供します。また、駅近の立地と便利なアクセス環境で、ビジネスパーソンに理想的な住環境を実現しています。さらに、入居者への特典として、「毎月の家賃の支払いでANAのマイルが貯まる」といったANAグループらしいサービスもご用意しております。

「BlancCiel」ブランドページ:https://www.anaf.co.jp/service/blancciel/

【会社概要】

会社名:ANAファシリティーズ株式会社

代表者:代表取締役社長 丹治康夫

創業:1961年8月1日

設立:2005年12月2日

本社所在地:東京都中央区日本橋2-14-1フロントプレイス日本橋

事業内容:不動産、ファシリティマネジメント、保険

URL:https://www.anaf.co.jp/

RELATED ARTICLES

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください

Most Popular

Recent Comments