水曜日, 1月 8, 2025
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2025年 年頭のご挨拶

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

昨今、不動産業界は急速なデジタル化を迎えており、テクノロジーの進化により業務の効率化と透明性向上が進んでいます。特に、AI、ビッグデータ技術が不動産業界に与える影響は非常に大きく、生成AIの登場により、従来の不動産取引のプロセスの変革が大きく加速しつつあります。この変化に伴い、不動産業界におけるテクノロジー活用はますます重要なテーマとなり、業界全体の競争力を高めるための鍵となります。


当協会は、「不動産事業者と不動産テック事業者の橋渡し」をミッションに掲げ、昨年は数多くの活動を通じて、業界内外の情報交換と連携を深めてまいりました。特に、テクノロジーを活用した不動産の価値向上や、生成AIを活用した業務の効率化・高度化、スマートシティの推進に向けた研究などが進み、多くの新しい取り組みが始まっています。また、行政や他団体との連携も進み、さまざまな企業や専門家が参加することで、協会の活動がより多角的に広がりを見せました。


2025年には、以下の3つの柱を中心に活動を一層強化し、業界の発展に貢献していく所存です。


  1. 不動産テックのビジネスチャンス拡大
    不動産業界におけるデータ活用やAI技術の実務活用を推進するため、ビジネスマッチング部会や業界マップ部会などを開催。実務に即した事例を多く紹介する機会を設け、協会加盟員様の事業拡大に寄与していきます。

  2. 業界全体の標準化推進
    不動産テクノロジーの活用において、業界内での標準化が重要です。特に、国土交通省が取り組まれている「不動産ID」は、不動産業界におけるデータ連携として重要な役割を果たすインフラとなります。また、経済産業省が進めるスマートビル検討会の取り組みとも連携し、データ標準化について取り組んでまいります。

  3. テクノロジーを活用した業界革新

    最先端のテクノロジーを不動産業界にどう適用していくかが、今後の競争を左右します。特に、生成AI技術を用いた不動産取引の高度化や、AIによる需要予測・価格分析などのデータ分析分野は、業界の生産性向上や事業機会の創出が期待される領域であるため、部会活動を通じての情報発信を行っていきます。


これらの取り組みを通じて、不動産業界の競争力を強化し、より効率的で透明性の高い市場を実現することが私たちの目指す方向です。加えて、当協会会員の連携を強化し、地域ごとの課題解決を実現するための活動を活性化させてまいります。


関係省庁や業界団体との連携をさらに深化させ、新たな社会・経済の創生を支える役割を果たしていきます。2025年も、皆様と共にさらなる飛躍を遂げる一年にしていきたいと考えております。


本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


一般社団法人不動産テック協会

代表理事 巻口成憲・滝沢潔

【法人概要】

団体名 :一般社団法人不動産テック協会

代表理事:巻口 成憲、滝沢 潔

URL :https://retechjapan.org/

本社  :東京都渋谷区神宮前3-15-9 CREST 表参道 3F

設立  :2018年9月

活動内容:

・不動産テック(不動産×IT)業務に関する調査研究及び情報発信

・不動産テック(不動産×IT)業務の標準化及びルールの確立

・不動産テック(不動産×IT)従事者等の育成・指導

・ビジネス機会創出のための各種活動

・国内外の関連諸団体等との情報交換や連携・協力のための活動とイベント開催

・国及び地方公共団体等に対する協力並びに建議及び要望

・前各号に掲げる事業に附帯又は関連する事業

【不動産テック協会】

協会ホームーページ:https://retechjapan.org/

入会URL :https://retechjapan.org/membership/

【本リリースに関するお問い合わせ先】

不動産テック協会事務局:info@retechjapan.org

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