お部屋探しのリーディングカンパニー株式会社CHINTAI(本社:東京都港区 代表取締役社長 奥田倫也 以下CHINTAI)は、直近1~2年間で一人暮らしを始めた大学や短大、専門学生の子どもがいる保護者を対象に、お部屋探しに関する保護者の不安や情報収集の役割分担に関するアンケート調査を実施しました。
調査結果概要
本調査は、有効回答数400名の回答を集計・分析いたしました。
<調査概要>
調査期間:2024年6月25日~2024年6月28日
調査対象:直近1~2年間で一人暮らしを始めた大学や短大、専門学校に通う子どもがいる保護者(30~50代)
調査・集計方法:インターネット調査
調査結果サマリー
・子どものお部屋探しについて、保護者の91.0%が「不安がある」と回答しました。
・子どものお部屋探しで不安に感じた理由では、「緊急時に頼れそうな人がいるか」(39.5%)が最も多い結果となりました。次いで「同じ物件に住む人の雰囲気・年齢層」(37.5%)や「治安」(33.0%)が挙げられました。
・子どもの引越し後の生活面での不安では、「体調管理」(59.8%)が最も多く、次いで「生活習慣の乱れ」(50.8%)でした。
・お部屋探しの情報収集は、保護者主導であるケースが77.0%にのぼりました。また、80.8%が子どもも情報収集に参加していることがわかりました。
・引越し条件では、「家賃」や「契約の最終判断」は保護者が主導する一方、「エリア」「間取りや広さ」「設備条件」では子どもの意見が優先される傾向が見られました。
・子どもの情報収集参加は入居後の不満軽減に寄与し、参加家庭では不満が54.0%、不参加家庭では66.0%に上る結果となりました。
調査結果
■9割以上の保護者が子どものお部屋探しに「不安がある」
子どものお部屋探しに関して、91.0%の保護者が「不安がある」と回答し、大多数の保護者が何らかの不安を感じていることが明らかになりました。一方、「不安はない」と答えた割合はわずか9.0%にとどまり、子どもの新生活のスタートにおいて、多くの保護者が心配事を抱えている現状がうかがえる結果となりました。
■子どものお部屋探しに関する不安要素トップは、緊急時に頼れる人の有無
子どものお部屋探しで不安に感じた理由として最も多く挙げられたのは「緊急時に頼れそうな人がいるか」(39.5%)でした。次いで「同じ物件に住む人の雰囲気・年齢層」(37.5%)や「治安」(33.0%)が挙げられ、住環境における安全性や安心感への関心が高いことがうかがえます。 また、「物件のセキュリティ」(31.3%)や「同じ街に住む人の雰囲気・年齢層」(24.0%)といった、物件や地域の環境要因も不安材料として多く挙げられました。
■引越し後の生活で保護者が抱える不安、体調管理や生活習慣が上位に
子どもが引越しをした後の生活面での保護者の不安な点では、「体調管理」(59.8%)が最も多い回答となりました。続いて、「生活習慣の乱れ」(50.8%)や「生活費の管理」(38.0%)が挙げられ、引越し後の健康面や経済面の自立に対する懸念が高いことがうかがえます。また、「人間関係」(37.3%)や「家事」(34.8%)といった日常生活に関する課題や、「アルバイト」(31.5%)、「周囲の環境の変化」(22.5%)など、新生活に伴う環境の変化に関する不安も一定数挙げられました。
■子どものお部屋探しは保護者主導が多数派
子どものお部屋探しでの情報収集では、「保護者中心」が77.0%となり、保護者が主導的に動くケースが多いことが明らかになりました。一方で、「子ども中心」との回答は23.0%にとどまり、多くの場合、保護者が主導権を握っている様子がうかがえます。
さらに、子どもの情報収集への参加状況について尋ねたところ、「参加した」と答えた割合は80.8%と高く、保護者が主導しつつも、子ども自身も一定程度情報収集に関与していることがわかりました。一方で、「参加していない」と答えた割合は19.2%にとどまり、少数派となっています。
■契約やお金に関わる部分は保護者、生活環境は子どもの意見が優先
引越し条件において、保護者と子どもどちらの意見が優先されたかについては、「家賃」と「契約の最終判断」は保護者が主導する傾向が強いことがわかりました。特に「家賃」に関しては、保護者が89.0%と圧倒的に多い結果となっています。一方、「エリア」(62.5%)、「間取りや広さ」(69.5%)、「設備条件」(60.8%)については、子どもの意見が優先される割合が高く、生活に直接影響する要素においては、子どもの希望が重視される傾向が見られました。
■子どもの情報収集参加で不満が軽減、参加なしでは不満66.0%に増加
入居後のお部屋に対する不満の調査では、子どもが情報収集に参加した場合、54.0%にとどまりましたが、参加していない場合では66.0%に上昇する結果となりました。また、不満がないと回答した割合は、子どもが情報収集に参加した家庭で46.0%、参加していない家庭では34.0%と、子どもの参加が不満の軽減につながる傾向が見られました。
総括
今回の調査では、子どものお部屋探しにおいて、多くの保護者が心理的負担を感じている現状が明らかになりました。91.0%の保護者が「不安がある」と回答し、その主な理由として「緊急時に頼れる人の有無」や「住環境の安全性」が挙げられました。また、引越し後の生活においても、「体調管理」や「生活習慣の乱れ」への懸念が特に多く、子どもの健康面や生活面の自立を心配する声が目立ちます。一方で、情報収集の段階で子どもが積極的に参加した場合、入居後の不満が軽減される傾向が確認されました。こうした結果から、保護者と子どもが協力しながらお部屋探しを進めることが、安心して新生活をスタートするための大切なポイントであることがわかりました。
CHINTAIでは、こうした課題を解決するためのさまざまな取り組みを行っています。その一つが、『高校生のためのお部屋探し&一人暮らしガイド』の制作・提供です。『高校生のためのお部屋探し&一人暮らしガイド』は、首都圏を中心とした高等学校で家庭科授業の副教材として活用されており、高校生の段階から一人暮らしに必要な知識を身につけられる内容となっています。若い世代が安心して新生活をスタートできるよう、教育現場と連携した支援を進めています。
また、「妥協せず理想のお部屋探しを実現すること」を応援し、「住んでみないとわからない後悔」にも対応するため、CHINTAIでは、契約開始日から3ヵ月以内の再引越であれば理由を問わず住み替え費用を補償する『CHINTAI安心パック』をご提供しています。たとえば、より良い物件を見つけた場合や、「騒音」や「近隣トラブル」、「日当たりの問題」など、実際に住んで初めて気づいた不満がある場合でも、補助金を活用すれば、理想のお部屋へ住み替えたことによる金銭的負担の軽減が可能です。この『CHINTAI安心パック』は、「やっぱり別の物件がいい」という思いが生じた際に、安心して新しい一歩を踏み出せる仕組みです。入居後に気づいた問題や悩みも解決し、新しい生活を楽しんでいただけるようサポートいたします。
CHINTAIは今後も、お部屋探しや引越しに対する不安を軽減し、安心して快適な暮らしを実現できるサービスの提供に努めてまいります。
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