~お米作りを通して地域貢献と社内コミュニケーションの活性化により応援の連鎖を生み出す~
《 背景 》
iYellでは、未来を生きる世代が幸せに暮らせる社会を実現するため、「1000年経営」を経営理念の柱の一つとして掲げ、すべての人が“自分に関わる人の幸せ”について考えられる取り組みを日頃から推進しています。2030年のSDGs達成を目指す中で、「11.住み続けられるまちづくり」の実現に向け、「郊外の空き家再利用プロジェクトの立ち上げ」や「渋谷地域の清掃活動への参加」を行ってきました。
本取り組みのきっかけは、「後継者問題を抱えている米農家が水田オーナーを募集している」との社員からの報告でした。「応援し合う地球へ ~chain of Yell~」をビジョンに掲げるiYellにとって、課題を抱える米農家を支えることは、「お互いを想い合って、助け合って応援し合う連鎖を生み出す」ことにつながります。また、田植えや収穫など、共同作業をすることで地域の方との交流に加え、社内コミュニケーションの活性化も期待できることから、2022年より水田オーナーとして参画いたしました。
《 プロジェクト詳細 》
5月の田植えの際は、社員とそのご家族も参加し、小さなお子さんも含めて生産者の方より指導を受けながら1株1株丁寧に心を込めて田植えを行いました。互いに声を掛け合いタイミングを合わせ、協力して作業することで自然と会話が生まれ、普段業務では関われない社員やご家族とのコミュニケーション創出の機会となりました。このような体験は、社員にとって貴重な学びとなるとともに、農業の素晴らしさを感じることができました。そしてこのたび、農家さんや社員たちの思いが込められたお米が無事に収穫され、「いえーる米」として各支店を含め全社員に配布いたしました。
《 『水田オーナー事業』を運営しておられる三頌株式会社様からのコメント 》
iYell株式会社の皆様が館山市での「水田オーナー事業」にお取り組みを頂きまして、今年で3年目となりました。「いえーる米」は館山のブランド米と言っても良いご活動になってきていると感じております。農家の方、精米作業等に携わってくださった現地の方々と共に改めて感謝申し上げます。
本年もおいしいお米を無事にお届けできまして嬉しく思います。農家の方々からは「直接触れてもらって土地が喜んでいる」と表現されておりました。なんとも味わいのある言葉がとても印象に残っております。今後ともよろしくお願いいたします。
《 担当者よりコメント 》
今年も社員とその家族とともに田植えを行い、根気が必要な苗を植える作業とその達成感を共有できたことは、何物にも代えがたい体験でした。また、完成したお米を手にした際には、農家の皆様の日々の努力によってお米をいただけていることに感謝の気持ちでいっぱいになりました。水田オーナー事業を通して後継者問題を抱える米農家さんを支え、iYellのビジョンである「応援し合う地球へ~chain of Yell~」の実現に向けた取り組みの一端を担えることを嬉しく思っています。
過去の田植えの様子は「iYellook」にて公開しております。
《 今後の取り組み 》
iYellでは、1000年続く会社を作るための『文化』を創る文化幹部(iYellists7)やSDGsの取り組みを推進するSDGsプロジェクトなど、社員が積極的に「会社創り」に参加する制度や取り組みを展開しています。これにより、社員の発案で立ち上がるプロジェクトも多数存在します。iYellは今後も、サービスを提供する住宅事業者様、金融機関様、住宅を購入するお客様、当社で働く社員やその家族等、まずは身近な人々の幸せを実現することを目指し、社員一丸となってその目標達成に向け邁進してまいります。
《 会社概要 》
会社名:iYell株式会社(The iYell Co., Ltd.)
代表者:代表取締役社長兼CEO 窪田 光洋
本社所在地:東京都渋谷区道玄坂1丁目16番3号 渋谷センタープレイス5階
設立日:2016年5月12日
払込資本金:85.8億円(2024年7月末時点)
コーポレートサイト:https://iyell.co.jp/
採用サイト:https://recruit.iyell.co.jp/