~86%の方が追加で投資用物件の購入を検討している結果に~
不動産コンサルティングのホームコンサルティングソリューションズ株式会社(愛知県名古屋市、代表・小林大祐)は、不動産投資を行う年収1,000万円以上の全国男女25〜60歳の300名を対象に、不動産投資に関する実態調査を実施しました。
調査の結果、年収1,000万以上の方が不動産投資を始めた目的のうち、半数以上の方が「老後の年金対策」と回答しました。また、保有する投資用物件は「一戸建て」が最も多い結果となり、「ワンルームマンション」「ファミリー向けマンション」と続きました。不動産投資を行う中で大切にしていることは「日々の情報収集」が最多となり、追加で投資用物件の購入を検討しているエリアは関東・関西の都心部に集中している結果となりました。合わせて、86%の方が追加で投資用物件の購入を検討していることがわかりました。
不動産コンサルとして20年以上、投資用不動産の市況を見てきたホームコンサルティングソリューションズ代表の小林大祐は、一戸建てへの投資が増えている理由について「住宅価格の高騰、人口減少の影響が郊外では顕著で、一戸建てが売れない時代となった。住宅用で売れ残った戸建が投資用に回されている」と指摘します。価格面で一戸建てが購入できない層が賃貸でも戸建てに住みたいという賃貸・戸建の需要も増えていることも背景にあるといいます。
◼️調査結果サマリー
・不動産投資を始めた目的は「老後の年金対策」が最多
・保有している投資用物件は「一戸建て」が最も多い結果に
・不動産投資を行う中で「日々の情報収集」を最も重視
・関東・関西の都心部の物件購入を検討している方が多く、86%が追加購入を検討
◼️調査概要
・調査期間:2024年11月5日〜11月10日
・調査手法:インターネット調査
・調査地域:全国
・調査対象:不動産投資を行っている、年収1,000万円以上の25歳~60歳、男女
・サンプル数:300人
・調査会社:アイブリッジ株式会社
◼️調査詳細
Q. 不動産投資を始めた目的を教えてください。(複数回答)
不動産投資を行っている、年収1,000万円以上のハイクラス層と呼ばれる全国男女25〜60歳の300名を対象に、不動産投資を始めた目的について聞いたところ、半数以上となる53.3%の方が「老後の年金対策」と回答しました。次いで、「副業として(48.3%)」「税金対策(21%)」なども上位の回答となりました。
Q. あなたが保有している投資用物件の種別を教えてください。(複数回答)
現在保有している投資用物件の種別について聞いたところ、「一戸建て(33%)」と回答した方が最も多い結果となりました。一戸建ては需要と供給の不均衡などの理由により、金額が高価格帯に推移していると言われる中、ハイクラス層の方は最も保有されている方が多いことがわかりました。その他、「ワンルームマンション(31%)」「ファミリー向けマンション(30%)」といった回答も多い結果となりました。
小林はコロナ禍前、特にかぼちゃの馬車事件以前の不動産投資ブームの時には、金融機関の融資が付きやすく比較的高額な「一棟アパート」「一棟マンション」を保有する人が多かったと指摘します。「特にサラリーマン大家に対する融資が付きにくくなり、比較的価格が安いワンルームやファミリー向けの区分マンションや一戸建てへの投資に流れてきている」(小林)
一戸建ては、複数部屋管理する一棟マンションに比べて賃貸管理の手間も少なく最初の物件として参入しやすいのも特徴です。土地付きの物件では、土地の価格以下には価格が下がりづらいという資産性の高さも投資が増えている背景にありそうです。
Q. 不動産投資を行う中で、大切にしていることを教えてください。(複数回答)
不動産投資を行う中で大切にしていることについて、「日々の情報収集(44.6%)」と回答した方が最も多い結果となりました。SNSやwebをはじめ、さまざまな媒体で情報発信を行う方がいることから、自身にあった適切な情報の取捨選択を行うことで、今後より不動産投資が拡大化していくことが予想されます。次いで、「物件についての知識をつける(39.3%)」「リスクの洗い出しと対処(35.6%)」などの回答も多い結果となりました。
Q. 東京23区以外で、あなたがこれから購入を検討したい投資用物件のエリアはどこですか?(複数回答)
東京23区以外で購入を検討している投資用物件のエリアについて聞いたところ、「東京(23区外)(34.6%)」と回答した方が最も多い結果となりました。主に関東・関西広域であまり比率のばらつきがない結果となった一方、検討予定はないと回答した方が14%に留まったことから、86%の方が追加で投資用物件の購入を検討していることがわかりました。
◼️調査結果のまとめ【ハイクラス層の不動産投資に関する実態調査】
今回の調査結果から、不動産投資を行う年収1000万円を超えるハイクラス層の方は、年金対策として一戸建てを最も保有していることがわかりました。金融庁の報告では、夫婦で95歳まで生きていくには2,000万円の資産の切り崩しが必要と言われており、一般的な年金だけでは老後の生活を満足に送ることは難しいとされています。そのため、不動産投資は安定的な家賃収入を受け取ることができるため、年金対策には向いていると言われています。
また、86%の方が追加で投資用物件の購入を検討している一方、検討しているエリアは関東・関西の都心部に集中していることが明らかとなりました。
当社代表の小林大祐は、YouTubeチャンネル『不動産アニキの非常識な投資学』を2023年11月から開始し、不動産アニキとして親しまれています。投資用物件に郊外の一戸建てを選択することについて、「郊外では、人口減少や購買力の低下により、一戸建てが売れない状況が続いている。一方、突発的な変動要因などにより人のライフステージは確実に変わっていくため、資産性が担保しながら居住性を担保できることから、土地値比率が高い一戸建てはフレキシビリティが高い選択肢が準備できる」と解説しています。空き家の増加を背景に、空き家を格安の値段で購入しリフォームして貸し出すという投資家も増えています。
一方で、「売れ残り戸建て」の危険性についても指摘します。「これからは人口減少し、地方郊外では過疎化も進んでいる。そうした地域では土地の価格自体が下がっていくため、物件の資産性は低く損失を出すこともありうる。最悪の場合、売却できない可能性もある」
その他にも、顧客の不動産経営などで実際に起きた不動産業者の不正などを例に、不動産業界の実態を発信し、悪質な業者に対する注意を呼びかけています。中には地方の「売れ残り一戸建て」を、都心の高所得者向けに不適切な手法で販売する悪質な業者もあるといいます。小林は「『価格が安いから』『土地がついているから』と安易に投資をすると、借りる人がいない、施設に不備があるなどのトラブルとなることもある」として注意を呼びかけています。
小林はこれまでYouTubeチャンネル『不動産アニキの非常識な投資学』を運営し、不動産購入にまつわる注意点だけでなく、購入後の賃貸経営についても丁寧に解説しています。「不動産投資は事業経営である」と訴え、入居者募集や適切なリフォーム施工など実践的なノウハウや経営方法を発信することで、「不動産業者からは聞けない話が学べる」と人気を集めており、2024年11月には登録者数70,000人を突破しました。
「不動産アニキの非常識な投資学」https://www.youtube.com/@hudousananiki_kobayashi
◼️ホームコンサルティングソリューションズ株式会社 代表 小林大祐について
1976年6月7日生まれ。47歳。大学卒業後、富士ゼロックス関連会社に就職。富士ゼロックス本社に移籍。
企業戦士となるが、「株式会社は株主の為に存在する事」に気づき27歳の時に兼業で創業しました。
金無しコネ無し知識無しの全くのゼロから、総資産30億円を築きます。
現在迄「グループ企業7社」を保有運用し、ゼロイチの事業設計と、事業経営者に不可欠な経営者マインドを、「不動産」を入口として入会した会員へ経営アドバイスを営みます。
小林大祐が代表取締役を務める「ホームコンサルティングソリューションズ株式会社」は、2005年創業・完全審査制で通年60組程の企業・経営者の会員がいます。
小林大祐 X(旧ツイッター):https://twitter.com/Daisuke19760607
【会社概要】
会社名:ホームコンサルティングソリューションズ株式会社
所在地:
[本社]愛知県名古屋市名東区宝が丘288番地センチュリーコート宝が丘106
[関東オフィス]神奈川県川崎市中原区小杉町3-1501-2 プラウドタワー武蔵小杉4502
会社URL:https://hcs20061.xsrv.jp/hcs/
業務内容:収益不動産に特化した家主、大家の為の「コスト削減サービス」の展開
自らの賃貸経営ノウハウに基づく「セミナー、DVDコンテンツ」による知識・ノウハウの供与
不動産賃貸業
代表:代表取締役 小林大祐
設立:2005年4月