2023年、ねこの飼育頭数が900万匹を突破!
・ねこを飼っている際に困ったこと・悩んだこと 1位は「病気や体調不良」。経験者は70.5%に上る。
・ねこの体調不良・病気防止のためには現在かけている金額より約1.4倍かけてもいいと思っている
・ねこのにゃんとも幸せなくらしのためには、理想の住環境を知って、近づけることが必要と判明
株式会社オープンハウスグループ(本社 東京都千代田区、代表取締役社長 荒井正昭、以下「当社」)は、本日11月22日より開始する「ねこと飼い主のしあわせな住環境に関する取り組み」(以下「本取り組み」)に先行し、「飼い主とねこのしあわせな住環境に関する調査」を実施し、その結果を発表しました。
調査結果サマリー
調査結果を通じ、ねこのしあわせなくらしと住環境には相関性があることがうかがえる結果となりました。飼い主は、ねこのにゃんともしあわせなくらしを実現するために必要な体調管理や住環境を整えるためには一定の出費を厭わないということが確認できました。また、その実現に近づくためにも、そもそも理想の住環境についての知識を得たいということがわかりました。
・ねこを飼っている際に困ったこと・悩んだこと 1位は「病気や体調不良」(43.7%)。具体的な悩みにおいても1位は「病気にならないか心配」(46.9%)。また、ねこの体調や気持ちが分かりにくいという悩みが上位にランクイン
・ねこのために家のDIYやインテリアの変更のみならず引越しをした・引越しをするという人も一定数あり
・70.5%の人が飼っているねこが体調不良になった経験があり、9.9%が体調不良に気が付きにくいと回答
・ねこの体調不良の対応として「住環境をを整える」が4位に。また、ねこの体調不良時に欲しいサービス1位は、「ストレスのたまらない住宅環境づくり」と住環境に関する項目が上位に
・ねこの体調不良・病気防止のためには現在より約1.4倍かけてもいいと思っている。5万円以上も受容できるという人が6.1%も。ねこの体調不良経験者の方が1.3倍の金額をかけている
・ねこにとっての「理想の暮らし」では日当たりや空間デザインなど家選びや設計の段階で重要な項目も上位にランクイン
調査実施の背景
2023年、ねこの飼育頭数が900万匹を突破
「飼い主とねこのしあわせな住環境に関する取り組み」に先行して調査を実施
一般社団法人ペットフード協会の「全国犬猫飼育実態調査」によると、2014年に犬とねこの飼育頭数が逆転、その後その差は拡大し2023年には、犬の飼育頭数は約6,844千頭、ねこの飼育頭数は約9,069千頭となりました。また、ねこについては環境省から室内飼育が推奨されています。
戸建ての土地の仕入れから企画設計・建築、販売まで製販一体で行い、首都圏で多くの物件を供給しており、柔軟な設計をご提案できる戸建て注文住宅や、オーダーシステムで注文住宅の様な柔軟な変更ができるマンションを提供している当社として、飼い主とねこにとって幸せな住まいとくらしを応援できると考え、本日11月22日より「飼い主とねこのしあわせな住環境に関する取り組み」を開始します。その開始に先行し、本調査を実施いたしました。調査結果は本取り組み及びねこを飼育されているお客様へのご提案や、将来の商品開発にも活かしてまいります。
Q1. ねこを飼っている際に困ったこと・悩んだこと
1位は「病気や体調不良」43.7%。1位と予想された「自宅のキズや汚れ」は39.2%で2位に
5位に「行動や気持ちへの理解」がランクイン
ねこを飼っている人に困ったことや悩んだことをきいたところ、81.1%の人が何かしらに悩んでいるということがわかりました。1位は2位に4.7ポイントの差をつけ「病気や体調不良」となりました。ねこは壁や物を落としたりなどキズや汚れが気になるという話をよく聞くため、2位の「自宅のキズや汚れ」(39.2%)が1位になる可能性を考えておりましたが、実際に困ったり悩んだりという質問になると、体調や病気のほうが上回るようです。また、ねこは「しつけができない!」という前評判通り、25.3%で4位にしつけがランクインするとともに、5位に「行動や気持ちへの理解」が入り、もっとねこを理解したいという飼い主の気持ちが反映された結果となりました。
Q2. ねこを飼っている際の具体的な悩み
1位は「病気にならないか心配」で46.9%。2位と8.7ポイント差
ねこの体調や気持ちに関する悩みが上位にランクイン
Q1で悩んだり、困っていると回答した人を対象に、具体的な悩みを聞いてみたところ、1位は「病気にならないか心配」(46.9%)と約半数の人が病気になることを心配していることが分かりました。
またねこの体調や気持ちが分かりにくいという悩みが上位にランクインしました。飼い主としてはねこを何事もなくそしてしあわせにしてあげたいが、不安要素や満足度が分かりにくく、ねこの理解に苦心していることが明らかになりました。
Q3. 悩みに対して行っていること
遠隔でねこの健康管理ができるグッズがTOP10に2項目ランクイン
ねこのためにDIYやインテリアの変更したり、家や部屋を引っ越したという人も!
上位を占めたのは掃除やケアに関する項目ではあったものの、外出中でも遠隔でねこの管理をできるグッズが2項目TOP10入り。
注目すべきは、家に関する項目で、ねこのためにインテリアを変えたり、傷つきにくい床を選ぶだけでなく、DIYを行うもしくは行う人の割合が12.7%もあり、さらに、ねこのために引っ越した、もしくは引っ越す予定という人も予想以上に多い結果となりました。
Q4. ねこの体調不良経験
70.5%の人が、飼っているねこが体調不良になった経験があると回答
Q5. ねこの体調不良に気が付くか
9.9%が体調不良に気が付きにくいと回答
飼い主の抱える悩みとして、ねこの体調不良や病気に関する選択肢が上位に来る中で、実際にねこが体調不良になった経験がある飼い主はなんと70.5%にものぼりました。
さらに、その体調不良に気が付くことができているかきいたところ、9.9%が体調不良に気が付きにくいと回答。また1人暮らしになるとその割合は大幅に上がり、17.1%が気が付きにくいと回答しました。ねこのお留守番時間が増えることが理由とかんがえると、今回の調査では項目別にはとっていないものの、共働き世代でもこの割合は上がる可能性が伺えます。
Q6. ねこの体調不良時に取った行動
「動物病院に連れて行った」(80.9%)が2位と50.9ポイント差を付けて1位
一方で「自宅で様子を見た」が27.5%でランクイン
飼っているねこが体調不良になったときに、どのような行動をとったのかを聞いたところ、動物病院に行ったが50.9ポイント差を付けて1位でした。一方で、2位から4位の差が小さい中で「自宅で様子を見た」が27.5%で4位にランクイン。気が付くといる認知の差もあると思いますが、体調不良だとわかっていても4人に1人以上が自宅で様子を見るということが判明しました。安心するためにも自宅で様子見をしても大丈夫かが分かることも飼い主の安心につながるということが伺えます。
Q7. ねこの体調不良の判断方法
ほとんどの回答が実際にわかりやすい症状が出たことで体調不良と判断している
1位は「食欲がない」で2位と15.6ポイント差
1位は「食欲がない」44.7%で2位とは15.6ポイント差をつけました。3位の回答を含め、TOP10のうちほとんどの回答がはっきりとした症状がでてから体調不良と判断したという結果に。一方で5位「見つかりにくい場所で休みたがる」(19.4%)、9位「表情が普段より乏しい」(14.1%)など普段の様子をよく見ているからこそわかる違いから体調不良と判断できたという飼い主も一定数いました。
痛みを隠しがちなねこだからこそ、何も使わずに体調不良を判断するには、普段からコミュニケーションをし、しっかり観察し些細な違いに気が付くことが重要であることが判明しました。
Q8. ねこの体調不良時の参考情報源
TOP5を見るとプロの情報源が多く、動物病院からの情報が1位と3位にランクイン
20代が他の年代に比べて、Web・SNSからより多くの情報源を参考としていることが判明
ランキングTOP5には1位「動物病院の先生の話」(57.6%)、2位「ペットの情報サイト」(45.9%)、4位「動物病院のホームページ」(33.1%)と専門家が情報源としてランクイン。より正確な情報をもとに判断したいというニーズが浮き彫りになりました。また年代別にみると20代はまんべんなく多くの情報を集めて判断していることが分かります。また特にSNSではYouTubeが突出して高く全体で3位の動物病院のホームページよりはと回答した人が多く、Xも同じくらい参考にしているという結果になりました。
SNSに関しては実際の飼い主の経験談はもちろん、最近は有識者がアカウントを持って配信していることも多く、正確な情報源として参考にしている可能性が伺えます。
Q9. ねこの体調不良時の対応 理想と現実
1位「ねこの体調の変化に早くに気が付くこと」23.0%
注目すべきはポイントは、4位に「ストレスのたまらない住環境を整えること」が食い込んだこと
ねこが体調不良になった時に、あなたが理想に思うが実際にはできていないことを聞いたところ、1位は「ねこの体調の変化に早くに気が付くこと」(23.0%)でした。体調不良でに早く気が付いて、早く病院に連れて行ってあげたい一方で、なかなか「早く」が実現できてないことが明らかになりました。一方、20代の1位2位は全体1位2位とは逆の結果に。仕事や共働き世帯の増加により理想が叶えられない状況も透けて見えます。
注目すべきは、「ストレスのたまらない住環境を整えること」と回答した人がが18.1%と4位にランクインし、予想よりもかなり高い人がねこにとっての住環境が重要とわかりながらも、正解がわからないのか、実現できていないことが判明しました。
Q10. ねこの体調不良時に理想の対応が取れなかった理由
理想の対応を叶えられない背景には時間の無さとお金がかかること
ねこの気持ちが分からないという悩みが影響したか知識不足が3位に
体調不良の際の行動として、「理想に思うが実際にはできていないこと」があると回答した人にその理由をきいたところ、1位は「時間がないから」(36.8%)2位「お金がかかるから」であり、理想の対応を叶えられない背景には時間の無さとお金がかかるということが原因と判明しました。
その背景には、共働きや1人暮らしだとなかなか病院などに連れて行けないという現状があるのではないか。また、動物病院もいくらかかるかわからないと、自分で調べて判断し、自宅で様子を見るなど、本当はやりたいけどもっとできるのに、という想いが背景にあるのではないかと推察できます。
また、3位は「猫に関する知識が不足しているから」(26.0%)が入り、これは、他の設問ででている、ねこの気持ちや体調不良が「分からない」という飼い主の悩みが影響していると考えられます。
Q11. 猫の体調不良時に欲しいサービス・グッズ
欲しいサービス1位は「ストレスのたまらない住宅環境づくり」(32.1%)
家で過ごす時間が多いねこにとって、しあわせなくらしと住環境は相関性あり
猫の体調不良時に欲しいサービス・グッズを聞いたところ、欲しいサービスにおいては、予想を覆し、「ストレスのたまらない住宅環境づくり」が32.1%で1位となりました。2位との差は4.7ポイントあり、「理想に思うが実際にできていないこととして、体調の変化に気づくことと同時に、「ストレスのたまらない住環境を整えること」が4位だったことを考えると、おうちで過ごす時間が長いねこにとって、幸せと住環境は切ってもも切り離せない関係がありそうということが分かりました。
またグッズについては自己判断ではなく診断してくれるギアや体調管理してくれるトイレなど、離れていても管理できるものが上位にランクインしました。
総合的に見て、常にくらしに関わる住環境を整えるとともに、ねこの体調が気になった時に、できるだけ早く、正確な内容が把握できるサービスやものが求められていることが分かりました。
Q12.有料サービスの受容性把握
猫の体調不良や病気について、簡単に把握・対処できるのであれば93.5%の人が利用したい
有料でも利用したい人が40.1%にのぼる
体調不良や病気について、簡単に把握・対処できる手段があるとしたら利用したいかどうかきいたところ、93.5%の人が利用したいと回答。有料であっても40.1%のひとが利用したいという結果になりました。また年代別に見て、有料であっても利用したいと応えた人の割合は、20代と30代が他の年代に大きな差をつけてに高いことが判明しました。
サービスの内容やどの程度把握・対処できるかによって異なるとは思いますが、理想の状態に近づくのであれば、飼い主が喜んでサービスを利用する可能性が示唆されました。
Q13. 猫の体調不良・病気防止への投資金額
体調不良・病気防止にかけている平均月額は9,975円、許容できるのは13,842円と1.4倍
防ぐためであれば5万円以上も許容できるというひとが6.1%も
飼っているねこの病気や体調不良を防ぐため1か月ににいくらお金を使っているかきいたところ、平均月額は9,975円でした。また、許容できるのは13,842円と1.4倍に跳ね上がりました。また、ねこの体調不良経験の有無で比較すると、病気や体調不良経験のある人のほうが、現在かけている金額では10,622円(+2,781円)、許容できる金額が14,849円(+3,701円)と1.3倍以上になることが判明しました。さらに、月に5万円以上許容できるというひとが6.1%と予想を大きく上回りました。
Q12の結果と照らし合わせても、お金を使って、ねこの体調不良・病気が防止できるのであれば、なんとかしたいという飼い主の切実な心理が明らかとなりました。
Q14. 猫の理想の暮らし
1位は「ごはんが十分に与えられること」58.7%
日当たりや空間デザインなど家選びや設計の段階で重要な項目も上位にランクイン
猫にとっての「理想の暮らし」がどのようなものだと思うか聞いたところ、TOP3は僅差だったものの、日当たりや空間デザインなど家選びや設計の段階で重要な項目も上位にランクインしました。ねこを飼ううえでの心配の1位である「体調不良」と体調不良に対処のために欲しいサービスの1位である「ストレスのない住環境づくり」からかけ合わせると、理想のくらしのためにもねこの住環境の整備が重要なことが分かりました。
オープンハウスのねこのためのおうち紹介
(担当設計士:オープンハウス・ディベロップメント 大野七海)
■「飼い主とねこのしあわせな住環境に関する取り組み」について
首都圏の多くのエリアで戸建てビルダーNO.1を獲得しており、直接お客様と対峙する数やそこから拾えるお声、都心での圧倒的な供給数やデータを持つ当社が、「飼い主とねこにとって、にゃんとも幸せな住まいとくらしを応援する」べく、ペットの痛みをAIで判定する「CatsMe!」を開発・運営するPetTech企業である株式会社Carelogy、「猫カフェMOCHA」を運営し、ねこの室内飼育に関して専門的知識をもつリポット株式会社、「動物のいたみ」を研究・調査している帝京科学大学 生命環境学部 アニマルサイエンス学科 岩花倫生教授と共同で行います。
各パートナーがそれぞれが持つ知見を活かして中長期にわたりねこと住環境に関する取り組みや実態調査を協力して行うことでシナジーを発揮し、ねこと飼い主のしあわせな住環境の実現に貢献します。
■ 第一弾「ねこの健康と住環境に関する調査」について
株式会社Carelogyの提供するねこの痛みをAIで診断するサービス「CatsMe!」を活用して行います。ユーザーに、特別に設計された住環境に関する項目にお答えいただくことで、どのような住環境だとねこが痛みや体調不良を起こしやすいのかを分析します。本実態調査ではリポット株式会社に調査の面でもご協力いただけることになりました。
【実態調査概要】
調査名 :「ねこの健康と住環境に関する調査」
実施期間:2024年 11月22日(金)~12月31日(火)
対象者 :ねこを室内飼育している方
募集人数:制限なし
調査参加方法:Webサービス「CatsMe!」を使用し、ねこの痛みの有無を判定
※詳細は取り組みのリリースをご参照ください
■ 株式会社オープンハウスグループについて
株式会社オープンハウス及び関係各社は、2022年1月より、株式会社オープンハウスグループを純粋持株会社とする持株会社体制に移行いたしました。グループの事業は、戸建関連事業、マンション事業、収益不動産事業、アメリカ不動産事業を中心に、住まいや暮らしに関連する各種サービスを展開し、地域につきましても、創業の首都圏に加え、名古屋圏、関西圏、福岡圏へと拡大、更に近年は、地域共創のための活動や、環境保全活動にも力をいれています。1997年の創業以来の主要事業である戸建事業では、土地の仕入から、建築、販売まで製販一体の体制を整え、便利な立地かつ手の届きやすい価格の住まいを提供しております。共働き世帯の増加により求められる職住近接した立地、多様化する働き方の中で新しいニーズに応える企画等、グループならではの連携をとった取組を進めてまいりました。これからも、当社グループは、より多くのお客様に選んでいただける住まいのご提供に努めてまいります。
株式会社オープンハウスグループ Web サイト URL:https://openhouse-group.co.jp/
株式会社オープンハウス・ディベロップメント Web サイト URL:https://ohd.openhouse-group.com/
株式会社オープンハウス Web サイト URL:https://oh.openhouse-group.com/
< 企業概要 >
商号 株式会社オープンハウスグループ
本社所在地 〒100-7020 東京都千代田区丸の内 2-7-2 JPタワー20階(総合受付)・21階
創業 1997年 9月
代表者 代表取締役社長 荒井 正昭
資本金 201億5,690 万円
従業員数(連結)6,107人(2024年9月期末)