福岡県八女市を拠点に住宅の建設事業を展開する、株式会社西尾建設(本社:福岡県八女市、代表取締役:西尾 直記)は、直近10年で戸建て住宅を建てた経験のある20代~50代の男女を対象に「省エネ住宅に関する調査」を実施しました。この調査結果から、人々の省エネ住宅に関する意識や省エネ住宅建設の実態などが明らかになりました。
<背景>
総務省統計局の「令和5年住宅・土地統計調査」(https://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2023/pdf/kihon_gaiyou.pdf)によると、我が国の持ち家率は1993年調査時の59.8%から60%前後を推移し、直近の2023年調査時も60.9%と、変化が激しい現代においても過半数以上の割合を維持し続けていることがわかります。そんな持ち家について、住宅の性能に焦点をあてると、「2050年カーボンニュートラルの実現」に向けて2025年4月には建築物省エネ法が改正され新築住宅・非住宅に対して省エネ基準への適合が義務化されるなど、近年、住宅に省エネ性能が求められているといった変化があることもわかります。そこで福岡県八女市で注文住宅の施工を手がける株式会社西尾建設は、直近10年で戸建て住宅を建てた経験のある20代~50代男女を対象に「省エネ住宅」に関する調査を実施しました。
<調査サマリー>
・直近10年で戸建て住宅を建てた20代~50代の男女の6割以上が、省エネ性能を考慮した設計や構造を選んでいる
・省エネ性能を考慮した戸建て住宅を建てた主な理由は「経済合理性」と「快適性」
・住宅の省エネ性能について参考にした主な情報源は、「建設会社やハウスメーカーからの提案」
・実際に省エネ性能を考慮して住宅に取り入れたもので多いのは「高気密の窓やサッシの採用」と「高性能断熱材の使用」
・住宅の省エネ性能を特に実感するのは、「室内温度・湿度の安定」と「光熱費の削減」
<調査概要>
調査期間:2024年10月25日~10月26日
調査方法:インターネット調査
調査対象:直近10年で戸建て住宅を建てた経験のある20代~50代の男女
調査人数:283名
モニター提供元:RCリサーチデータ
直近10年で戸建て住宅を建てた20代~50代の男女の6割以上が、省エネ性能を考慮した設計や構造を選んでいる
まず、「戸建て住宅を建てた際に省エネ性能を考慮した設計や構造を選んだか」を問う設問への回答では、いずれの購入時期でも「はい」が多数を占める形となりました。また、特に直近3年間で住宅を購入した方に関しては8割以上の方が省エネ性能を考慮した設計や構造を選んでいることが判明しました。
省エネ性能を考慮した戸建て住宅を建てた主な理由は「経済合理性」と「快適性」
次に「戸建て住宅を建てた際に省エネ性能を考慮した設計や構造を選んだ」と回答された方に「省エネ性能を考慮した戸建て住宅を建てた理由は何か」を尋ねる設問の回答で多かったのは、1位が「光熱費の削減が期待できたため」で72.4%、2位が「住宅の快適性を向上させたかったため」で61.0%、3位が「補助金や税制優遇を利用できたため」で42.9%という結果になりました。この結果から省エネ性能を考慮した戸建て住宅を建てた主な理由としては、経済合理性や快適性が上位に来ることがわかりました。
住宅の省エネ性能について参考にした主な情報源は、「建設会社やハウスメーカーからの提案」
続いて、「戸建て住宅を建てた際に省エネ性能を考慮した設計や構造を選んだ」と回答された方に「住宅の省エネ性能について、主にどのような情報源を参考にしたか」を尋ねる設問への回答では圧倒的に多かったのが「建築会社やハウスメーカーからの提案」で67.1%、次いで「ウェブサイト」で15.7%という結果になりました。この結果から、自ら情報収集するというよりは建築会社やハウスメーカーからの提案によって省エネ性能を考慮した設計や構造を住宅に取り入れている方が多いことが明らかになりました。
実際に省エネ性能を考慮して住宅に取り入れたもので多いのは「高気密の窓やサッシの採用」と「高性能断熱材の使用」
次に、「戸建て住宅を建てた際に省エネ性能を考慮した設計や構造を選んだ」と回答された方に「あなたが建てた戸建て住宅の省エネ性能を考慮した設計や構造は、具体的にどのようなものか」を尋ねる設問の回答では、1位は「高気密の窓やサッシの採用(複層ガラス、樹脂サッシなど)」で72.9%、2位は「高性能断熱材の使用(壁、床、屋根)」で71.0%という結果になりました。この結果から、省エネのため住宅に高機能な素材取り入れている方が多いことがわかりました。
住宅の省エネ性能を特に実感するのは、「室内温度・湿度の安定」と「光熱費の削減」
調査の最後、「戸建て住宅を建てた際に省エネ性能を考慮した設計や構造を選んだ」と回答された方に「住宅の省エネ性能によって、どのような効果を最も実感しているか」を尋ねる設問の回答では、1位が「室内温度・湿度の安定」で39.5%、2位が「光熱費の削減」で38.6%、3位が「自然光や自然風の快適さ」で13.3%という結果になりました。この結果から、経済面や快適性で省エネ性能を実感している方が多いことが明らかになりました。
まとめ
今回の調査により、直近10年で戸建て住宅を建てた20代~50代の男女の6割以上が、省エネ性能を考慮した設計や構造を選んでおり、省エネ性能を考慮した戸建て住宅を建てた主な理由は「経済合理性」と「快適性」であることが明らかになりました。また、住宅の省エネ性能について参考にした主な情報源は、「建設会社やハウスメーカーからの提案」であり、実際に省エネ性能を考慮して住宅に取り入れたもので多いのは「高気密の窓やサッシの採用」と「高性能断熱材の使用」であることが判明しました。尚、住宅の省エネ性能を特に実感するのは、「室内温度・湿度の安定」と「光熱費の削減」であることがわかりました。
調査実施会社
株式会社西尾建設
所在地: 〒834-0006 福岡県八女市吉田2199-4(本社事務所)
代表者:代表取締役 西尾 直記
事業内容:住宅建設事業、住宅リノベーション事業、住宅リフォーム事業など
URL:https://nishiokensetu.jp/
西尾建設は『HANDle LIFE』というブランド名にて、住宅の建設事業を行っています。福岡県八女市の工務店として創業から50年以上、八女、筑後、久留米南部、みやまなど、福岡県の県南の家づくりに携わってきました。西尾建設は、お施主様の想い、環境、ご要望に寄り添う家づくりをご提案します。簡単に終わらせるのではなく、複雑で難しいことも手を尽くしながら、お施主様やご家族に喜んでいただける住まいを目指しています。
HANDle LIFE URL:https://nishiokensetu.jp/handle-life