水曜日, 11月 20, 2024
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経験者に聞いた!キッチンのリフォーム・リノベーションに関する満足度調査

<本調査に関して>

株式会社MEMOCO(本社:東京都渋谷区、代表:熊田 貴行)は、同社が品質管理および記事制作を請け負うゼロリノベと合同でキッチンのリフォーム・リノベーション経験者の男女109名を対象に、「キッチンのリフォーム・リノベーション経験者を対象にした満足度」についてのアンケート調査を実施しました。

調査概要

調査概要:「キッチンのリフォーム・リノベーション経験者を対象にした満足度」についてのアンケート調査

調査期間:2024年7月7日(日)〜7月26日(金)

調査方法:インターネット調査(クラウドソーシングサービス)

調査人数:109人

調査対象:男性35人、女性74人

回答者に関して

まずは回答者の年代と男女の割合に関してご紹介します。

出典:ゼロリノベ

回答者の年代

20代:約11%

30代:約33%

40代:約22%

50代:約21%

60代以上:約13%

出典:ゼロリノベ

回答者の性別

男性:約32%

女性:約68%

キッチンのリフォーム・リノベーションに関して

ここではキッチンのリフォーム・リノベーションのそもそものきっかけ、理由と内容について紹介します。

キッチンのリフォーム・リノベーションをしたのは何年前?

出典:ゼロリノベ
  • 1年前:約18%

  • 2〜3年前:約38%

  • 4〜5年前:約18%

  • 6〜7年前:約9%

  • 8〜9年前:約7%

  • 10年以上前:約10%

一番大きなボリュームゾーンが2〜3年前の約38%。また、直近5年間でリフォーム・リノベーションをした人が約76%と大きな割合を占めていました。

キッチンのリフォーム・リノベーションで解決したかった不満やストレス

キッチンのリフォーム・リノベーションをしたいと考えたきっかけについて聞いてみました。

  • キッチンの高さが低かったので、包丁で具材を切るとき腰が痛いのが不満だった(女性 30代)

  • 対面型のカウンターキッチンだったが、調理スペースが狭くて圧迫感があった(男性 50代)

  • 広さはあるが動線的に使用しにくかった(女性 30代)

  • 収納が足りなかったので確保したかった(女性 20代)

  • 収納がありすぎてライフスタイルに合っていないのを変えたかった(女性 30代)

  • 設備が古く使いにくい上に、清掃が大変だったので改善したかった(男性 50代)

  • 高さが低くて幅が狭くて使いにくい、ステンレストップで見栄えが悪かった(女性 40代)

比較的多かったのが、「キッチンの高さがあっていない」「動線が使いにくい」「収納の問題」です。また、収納に関して「少ないから足したい」という人が多い一方、「今の生活に対して収納が多すぎるため調整したい」といった声もありました。

キッチンのリフォーム・リノベーション内容について

きっかけに次いで、具体的なリフォーム内容について聞いてみました。

  • キッチンの高さを一番高く設定してもらった(女性 30代)

  • 対面キッチンから壁付けキッチンへ変更。ガスからIHへ変えた。食洗機もつけた(女性 30代)

  • アイランドタイプにして、かつ自分の背の高さに合わせたものにした(男性 30代)

  • 昔ながらのキッチンを、システムキッチンに変えた(女性 30代)

  • レンジフードを最新にし、食器棚を備え付けにした(女性 20代)

具体的なリフォーム・リノベーション内容として「アイランドタイプにした」という回答が多い印象です。アイランドキッチンはオープンで開放感があり、複数人での調理も可能になるタイプです。

アイランドタイプのキッチン (出典:ゼロリノベ施工事例)

「食洗機を取り付けた」もしくは「食洗機を取り除いた」という回答も散見されました。その中でも多くの方に共通していた内容は「スペース・作業動線の確保」です。

また、高さや収納を変更するにあたってぜひ検討したいのは「造作(ぞうさく)キッチン」。既製品のシステムキッチンを採用するのではなく、完全オーダーメイドで設計・施工するため、自分たちにぴったりのサイズ感と使用感でストレスをなくすことができます。

出典:ゼロリノベ ※コの字型で作業スペースと収納をたっぷり確保した造作キッチン

キッチンのリフォーム・リノベーションの満足度について

ここではキッチンのリフォーム・リノベーションの満足度とその理由について聞いてみました。実際に使ってみてわかったことなどを紹介していきます。

リフォーム・リノベーション後の満足度は?

出典:ゼロリノベ
  • 満足:約61%

  • どちらかというと満足:約32%

  • どちらかというと不満:約7%

  • 不満:0%

満足度に関して、最も多いボリュームゾーンは「満足」でした。とはいえ、「満足」とはならなかった回答が約39%と全体の4割近くいることがわかりました。では続いて、満足度の理由についてみていきましょう。「満足」な人はどのような点に満足したのか、「不満」を持つ人の後悔ポイントは何か、聞いてみました。

満足度の理由は?:満足

  • 高さを変えることで腰が全く痛くなくなった(女性 30代)

  • 調理などで使う作業スペースが広がった(男性 50代)

  • スッキリとして家事動線が良くなって満足した(女性 60代以上)

  • シンクの高さなども自分に合わせて作ってもらったので、使いやすくなった(女性 40代)

  • 収納が充実し、掃除がしやすくなった(男性 50代)

  • 間取りは同じはずなのに空間が広く感じるようになった(男性 30代)

「作業スペースが広がった」「家事動線が改善した」という声が多い印象。また、腰痛が改善したという直接的なメリットを挙げる声もありました。

満足度の理由は?:どちらかというと満足

  • 仕上がりはまあまあ満足で不便はないが、どんどん追加される料金が痛かった(女性 50代)

  • 冷蔵庫の横に壁ができたので冷蔵庫を開けづらくなった(女性 30代)

  • コンロ掃除が大変なので満足度としては少し低い(女性 50代)

「追加料金が嵩んでしまった」のは、予算に関して業者とすり合わせをしておきたかったポイントですね。

また「家電を入れてみると使いづらかった」、「掃除がしづらかった」ということから、実際の使い勝手をシミュレーションしてみることの大切さがわかります。業者選びの際にも、細やかに希望や生活スタイルをヒアリングしてくれるかどうかを見極めたいですね。

掃除がしやすいステンレス製のオーダーキッチン (出典:ゼロリノベ施工事例)

満足度の理由は?:どちらかというと不満

  • 値段が高かった(男性 40代)

  • シンクを広いタイプにしたが、その結果作業スペースが狭くなってしまった(女性 20代)

  • 思っていたより低かったため、もう少し高さがあるとより使いやすいと感じた(女性 30代)

  • 個人的には以前の方が使いやすかった(女性 50代)

いずれも出費や使用感が「想像と違った」という回答です。リノベーション・リフォームの担当者に客観的な意見ももらいながら、どう変えたら使い勝手がよくなるのかについては検討を重ねるのが良さそうです。

まとめ

今回はキッチンのリフォーム・リノベーションに関してそのきっかけと工事内容、満足度について紹介しました。主に「作業スペースの確保」、「家事動線の改善」をきっかけにリフォームに踏み切る人が多いようです。アイランドキッチンへの変更や、食洗機を導入・撤廃することで家事効率のよい作業スペースを増やす人が大半。また満足度としてはリフォーム・リノベーションの担当者に使いにくい所、気に入っている所、欲しい機能や設備など、どれだけ具体的に共有できるかが重要です。業者を選ぶ際は、細やかにヒアリングしてくれる依頼先を見極めていきましょう。

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