土曜日, 11月 16, 2024
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【脱炭素、カーボンニュートラルの実現へ】太陽光発電の入線部材「入線ユニット」が『グッドデザイン賞』を受賞!

~未来に向けた住宅やエネルギーの変化への貢献を評価~

 棟換気総合メーカーの株式会社トーコー(本社:奈良県生駒市 代表取締役社長:西田敏典)は、PV(太陽光発電システム用)ケーブル入線部材「入線ユニットシリーズ」で2024年度グッドデザイン賞を受賞したことをお知らせいたします。弊社としては、2023年に金属屋根用棟換気「i-ROOFⅡシリーズ」がグッドデザイン賞を受賞したのに続き、2年連続での受賞です。

受賞製品ラインナップ

 2020年、日本政府は2050年までにカーボンニュートラルを目指すことを宣言し、環境への取り組みを強化するためにZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)が積極的に推進されています。そのポイントになっているのが省エネにおいて欠かせない太陽光発電です。脱炭素に関する大きな流れを受けて東京都が、中小規模新築建物に対する太陽光発電の設置義務化を決めるなど、太陽光発電設備の設置推進は全国規模で着々と動き出しています。

 今回、グッドデザイン賞を受賞した「入線ユニット」は、太陽光パネルを設置する際の困りごとを解決するPV(太陽光発電システム用)ケーブル入線部材です。住宅外観からケーブル線を見せない意匠性、弊社の約20年間の棟換気づくりで培った技術をいかした水密性などが高く評価されました。

 太陽光パネルから出るケーブル線は、従来施工では壁から住宅へ引き込むことが多いので、その際ケーブル線が住宅の外観から見え意匠性を損なうことがありました。本製品を使用することで、屋根の棟頂部から屋内に入線するので「外観からPVケーブルが見えず」、美観を損なうことなく太陽光発電パネルの設置ができます。

 

 PVケーブルを壁から入線することによる漏水事故も少なくありません。本製品は雨水から住宅を守る、厳格な散水送風試験に合格した漏水に安心な設計の入線部材です。また、PF管(保護管)は、直射日光や風雨に常時さらされているので経年劣化によって破損し、中のPVケーブルが露出してしまう可能性があります。本製品を使用し棟頂部から入線することで、屋外に露出するPF管の長さが短くなるので、破損リスクも軽減されます。


審査員による評価コメント

 本製品は様々な視点からのアプローチがある。太陽光発電のパネル設置などの換気棟からの入線における防水対策、小屋裏結露の原因に対しての施工プロセスへの疑問、各工事業者の工事タイミングなど、決して目立つ物ではないが、このような製品が住宅やエネルギーの未来に大きな変化を生むきっかけとなるだろう。壁面からの入線が一般的であることから、意匠面も大きく寄与している。まさに換気棟メーカーとしての企業努力である。

グッドデザイン賞とは

 1957 年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「G マーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。


株式会社トーコーについて

 株式会社トーコー(TOKO)は小屋裏換気に欠かせない棟換気・換気棟の業界トップクラスの建築資材メーカーです。換気部材や屋根役物、外壁役物など結露や雨漏り対策に欠かせない各種板金製品も製造販売しています。

【会社概要】

社名:株式会社トーコー

本社所在地:奈良県生駒市北田原町1208-6

設立:1957年

代表取締役:西田敏典

事業内容:

・棟換気(換気棟)のトップシェアクラスのメーカー

・通気・換気製品の製造販売

・屋根役物、外壁役物の製造販売

・建築金物の製造販売

・そのほか建築資材全般の卸し販売

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