木曜日, 12月 19, 2024
ホームイベント【イベントレポート】「空き家活用フォーラム2024 in 泉佐野」を開催しました!大学・民間・行政の方など約70名ご参加いただき、空き家にまつわる発信や交流を実施

【イベントレポート】「空き家活用フォーラム2024 in 泉佐野」を開催しました!大学・民間・行政の方など約70名ご参加いただき、空き家にまつわる発信や交流を実施

株式会社情報都市(本社:大阪府泉佐野市、代表取締役:吉田良夫)は、空き家オーナーの方、地域活性に関心のある方の交流の機会として「第2回空き家活用フォーラム2024in泉佐野」を開催しました。

2024年10月5日(土)、泉佐野市を拠点に不動産業を展開する株式会社情報都市は、「空き家活用フォーラム2024 in 泉佐野」をエブノ泉の森ホールにて開催しました。民間・行政・大学の方など約70名の参加者の方にお集まりいただき、盛況となりました。空き家の利活用の方法を知りたい、空き家を通して地域経済の活性化につなげたい。そのような想いを持つ方々のための交流の場として企画いたしました。

当日の会場の様子(後方)
開会のご挨拶(株式会社情報都市 代表取締役 吉田良夫)

空き家活用フォーラムイベントのコンテンツの様子

第一部では、内閣府中心市街地活性化評価・推進委員会委員でもある弁護士の落合孝文さまをお招きし、「市街地、不動産の有効な活用に向けた課題と論点」をテーマとした基調講演を行っていただきました。

第一部 基調講演(落合様)

第二部では、前半で空き家の法改正に関するミニセミナー。

空き家所有者の方向けに、空家等対策特別措置法の改正や相続登記の義務化、仲介手数料の改定などについて解説を行いました。また、空き家を解体する際の補助金を、泉佐野市の活用事例を踏まえて紹介しました。

後半では、和歌山大学 足立ゼミの皆さんと株式会社情報都市による、空き家の共同研究調査の発表を行いました。

空き家共同研究調査の発表の様子
第二部前半 空き家法改正の解説(情報都市 奥)
第二部後半 足立ゼミとの取組の背景説明(情報都市 河島)
空き家の調査発表(足立ゼミの学生さん)
総括(和歌山大学 副学長 足立基浩 様)

第三部は、「地方の空き家をどう活かすか? 空き家や古民家を活かした地域活性化の切り口とは?」をテーマにしたパネルディスカッションでした。

引き続き、和歌山大学副学長の足立基浩さまにモデレーターをお願いしました。パネリストのAirbnb Japan株式会社 公共政策本部本部長の大屋智浩さまからは、郊外市街地での空き家を活用した民泊の事例をご紹介いただきました。

また、泉佐野市 中心市街地 活性化担当理事 今西紀彰さま、コワーキングスペースCOMMUNEの渡辺葉一さまにも空き家を活用した地域活性の取り組みを発表いただきました。

質疑応答の時間も設け、産官学それぞれの視点での空き家活用の話題で議論が盛り上がりました。

第三部 「地方の空き家をどう活かすか? 空き家や古民家を活かした地域活性化の切り口とは?」パネルディスカッション
パネリストの皆さまによるプレゼンテーション
質疑応答

最後に、希望者の方による空き家相談会を行いました。売却や購入のご相談があり、宅地建物取引士である弊社のスタッフがご相談に乗りました。

まとめ

今回は空き家の所有者だけでなく、民間・行政・大学の方など多くの方にご参加いただきました。空き家に関する社会の関心とともに、解決策を一体となって見つけ出し、また提起していくことの重要性をより実感したイベントとなりました。

ご登壇、ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。これからも情報都市は空き家活用事業や、問題提起のための場づくり・コミュニティづくりを積極的に行って参ります。

株式会社情報都市について

株式会社情報都市は、泉州地域で総合不動産事業を行なっています。当社は1986年の創業以来、関西空港やりんくうタウンと共に「りんくう地域」の発展に努めてきました。UR都市機構から買い受けた佐野湊団地は、当時58%から95%以上の入居率まで改善し、300戸以上の賃貸住宅団地として多くの住民の暮らしを支えています。地域が抱える人口減少や空き家問題解決に向けて活動しています。

RELATED ARTICLES

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください

Most Popular

Recent Comments